今年は秋が長いな〜なんて呑気に構えていたら、いつの間にやら師も走る季節到来です!私は師でも何でもありませんが、やはりバタバタしちゃってる12月...
さてさて、毎年恒例とトニコが唯一、何の迷いもなく開催宣言を出来る企画展をまたやります。『トニコのだるま市』も今回でいよいよ9回め!
しかしながら、実は今回が最終回でもあるだるま市です。
ここ数年、考えておりました“トニコ移転”。この、自分的には大プロジェクトの準備に入る...いえ、入りたい!と言うタイミングがやってきましたので、現店舗でのトニコは来年2月初旬をもちましてクローズすることに決めました。
この機会に、思いがけず長くなってきていた個人商店店主という人生を一度立ち止まり、じっくり見つめ直し、そしてまた前に進んでいけたらな、と思っております。
写真は2008年のだるま市に天本祐子さんが出品くださっただるまたち。
毎年同じテーマで同じ時期に開催する展示会。だからこそ、作家たちもいつもと違う創作をしてみたり、観点が変わって来たり。足を運んでくださるお客様も、だからこその楽しみ方をしてくださったり。
こちらとしても毎回、みなさんの反応が楽しみな企画展でもありました。
この場所にトニコがあったからこそ思いついた企画でもあるので、新しい場所でまただるま市をする、というのは想像もつきません。なのでやっぱり今回で最後。最終回です。
お正月早々、だるまさん飾りたいわ〜という方のために、クリスマスを軽くスルーして、12月23日からスタートいたします。ぜひお出掛けください。
だるま市の後には、久しぶりに『春待ち蚤の市』を計画中。
閉店までの間、作家のワケあり品の販売やフリーマーケット、トニコの感謝セールに、大好きな本屋さんに“春待ち”な本を用意してもらったりしようと思っています。
だんだん冬ごもりな雰囲気になっていく信州の冬ですが、真冬に始まったトニコ松本店。最後の冬を突っ走ります〜。温かく、なんて贅沢なことは言いません。なまぬるく見守っていてください。
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『トニコのだるま市9』
2015年12月23日〜2016年1月17日/正午〜日没まで
野村剛/mauve山本葵/小沢夏美/ようさん工房/スミレ研究所/落合恵/モモセヒロコ/福田利之/itouaya(wawa)/松永悠一郎/山崎美帆/すみれ洋裁店/小口緑子/ninjinやすし/kimi-noix/きむらさいこ/AkaneBonBon/柳澤友子/ChezMomo/mabo